つくば国際カントリークラブ

予約から精算まで、運営に必要な情報を1画面で、すべて表示できる管理画面を高く評価

つくば国際カントリークラブの紹介をお願いします。

黒部氏：つくば国際カントリークラブは、都心から1時間ほどとアクセスが良く利便性の高いゴルフ場です。18ホールあるコースはアップダウンがあり、素晴らしい景色が楽しめます。コースから眺める筑波の山並みや関東平野は絶景ですね。ダイナミックなコースだからこその難しさはありますが、お客さまには大変楽しんでいただけるゴルフ場だと思っています。

出席者の役割を教えてください。

三井氏：つくば国際カントリークラブやトーヨーカントリークラブなどのゴルフ場運営会社の代表取締役です。

黒部氏：営業部長です。GRAIN CLOUDで予約状況を把握しながら、集客ができる次のプランを代表と相談しながら進めています。毎日のゴルフ場オペレーションも兼務していますね。

GRAIN CLOUD導入前の環境についてお聞かせください。

黒部氏：以前は、かなり古いゴルフ場システムを使用していました。

当時の問題点・課題についてお聞かせください。

黒部氏：予約管理が課題でした。 予約の8割がWebからで、それ以外はメンバーさまを中心に電話で予約が入ります。社内にいれば予約状況を確認し対応ができますが、外出時だと確認ができなかったので不便でした。そこで、どこにいてもスムーズに予約が確認できる仕組みを作りたいと思っていました。
予約管理の仕組みを整備していくなら、クラウドサービスが便利だろうとリプレースを検討し始めました。

検討したシステムを教えてください。

黒部氏：以前からGRAIN CLOUDを知っており、システムを変えるならGRAIN CLOUDにリプレースしようと当社のメンバー全員が考えていました。そのため、GRAIN CLOUD以外のサービスは検討しませんでしたね。

ありがとうございます。GRAIN CLOUDを高く評価していただいていた点について教えてください

黒部氏：クラウドサービスである点を一番評価しています。
ゴルフ場運営に必要な基幹システムを、完全なクラウドサービスで提供しているのはGRAIN CLOUD以外、非常に少ないですよね？ GRAIN CLOUDはクラウドサービスのため、スマートフォンやノートパソコンさえあれば、どこでも利用できる点が大きなメリットに感じました。万が一停電などが発生した場合に、対処しやすい点も評価ポイントです。それ以外にも、操作性が良くサクサク動くのは大変いいですね。

リアルタイムで予約や進行状況を把握することで、オペレーションの効率化と寄り添った接客が可能に

ありがとうございます。GRAIN CLOUDを採用した時期を教えてください。

黒部氏：2022年3月後半から4月にかけて導入しました。

GRAIN CLOUDの導入効果を教えてください

黒部氏：いつでもどこでも、予約の対応ができるようになりました。大変助かっています。メンバーさまや来場のお客さま向けには、通常のプランには出していない特別なプランを提案できれば良いですね。

三井氏：プレー後に、次回分の予約を促す仕組みも構築できると良いと考えています。例えば、その場で予約してもらえれば、値引きやアフタードリンク券の配布などと、組み合わせた施策です。

GRAIN CLOUDの操作性について評価を教えてください。

黒部氏：操作や管理が非常に便利になり、作業効率がアップしました。
管理画面がExcelやスプレッドシートのような構成なので、大変使いやすくなりましたね。
GRAIN CLOUDは予約から精算までを1画面ですべて完結することができるため、操作がわかりやすく簡単です。
1画面で運営に必要なすべての情報が閲覧できるのは、GRAIN CLOUDならではだと思います。これまでの基幹システムでは無理でした。
さらに、Webブラウザーベースですから複数タブや複数画面で情報を確認することもできます。多くの情報をまとめてチェックする作業では非常に効率的ですね。ブラウザーの戻るボタンも大変重宝しています。間違いを簡単に取り消しできるので助かりますね。
また、Excelと同じようなコピー＆ペーストなども非常に操作がしやすいと感じています。今まではシステムからPDFを出力し、その数字を見ながら手作業で情報を入力するしかできなかったので作業効率が大きく向上しました。

高い評価ありがとうございます。その他の導入メリットがあれば教えてください。

黒部氏：運営状況を細かく、かつ素早く把握できる点がメリットです。予約状況をデイリーシートですぐに確認できるだけでなく、プレイがどの程度進行していて、どれくらいで精算が終わるかもわかります。業務効率もアップしました。
グループコースの一つであるトーヨーカントリークラブでも導入していますが、必要なデータを簡単に検索ができる点も便利です。メンバー情報をコース横断で検索できるのは非常に助かっています。

三井氏：GRAIN CLOUDはナビゲーションシステムとも連携していますよね。お客さま自身でハンディキャップの算出方法などを選択し、コンペの結果集計から印刷まで行える仕組みがあると良いなと思っています。この機能が導入できれば、集計作業にかかる時間を省くことができますし、お客さまをお待たせせすることがなくなり、非常にメリットがあります。

レストランオーダーシステムも利用されていますね。

黒部氏：トーヨーカントリークラブでは、レストランオーダーシステムを導入しています。このシステムは使いやすく、業務効率が向上しているとの評判です。

つくば国際カントリークラブならではの、利用方法があれば教えてください。

三井氏：来場されるお客さまの状況に合わせた接客を行うために利用しています。
具体的には個人情報が見えないよう配慮の上、玄関でGRAIN CLOUDの情報を確認します。チェックイン時間や2バック、3バックなど、スタート時の情報ですね。 渋滞などでぎりぎりで来場されたお客さまに、最新の空き時間を確認した上でスタート時間を変更するなど臨機応変に案内ができます。「お客さまのスタート時間を◯時◯分に変更しておきましたので、慌てずにご準備ください」といった柔軟な接客ができるようになりました。

ありがとうございます。多くのお客さまにとって大変ありがたい接客ですね。最後に、グレイン社への期待を教えてください。

黒部氏：クラウドサービスの「機能が日々追加されていく良さ」を実感しています。今後、GRAIN CLOUDがクレジットカード決済と自動連携する機能がリリースされれば、フロントに立ち寄らずに精算できる「自動チェックアウト」が可能になります。この機能により、お客さまの体験を向上させながら、オペレーションを大幅に改善できますね。

三井氏：グレイン社には、今後のゴルフ場のあるべき運営のために様々なシステムを提案いただけるよう期待しています。
顧客データに基づいた売上最大化は非常に重要です。顧客情報や来場比率から、つくば国際カントリークラブにとって、最も効果的な集客施策をデータから提案してもらえる仕組みがあるといいですね。
顧客アンケート機能もあるといいですね。アンケート情報から得られるフィードバックを元に、つくば国際カントリークラブの強みや課題を把握し、運営改善に役立てることができるようになると、より良いサービスを提供していくことに繋がります。
もう一つは、ゴルフ場の収支管理ですね。プロショップやレストランの売上、原価、在庫管理、自動発注といった仕組みも必要です。
今後もGRAIN CLOUDと一緒に業界を牽引していければと考えています。